こんにちは。kzです。
コロナウイルスの影響で中国輸入にも暗雲立ち込めていますが、この時期にやれることをやっておきたい所ですね。
そこで、兼ねてより気になっていたAmazon FBA(フルヒィルメント)を販売チャネルとして利用するべく調べてみました。
サービスの概要、利用料金、メリットなどざっくりと理解できるようにまとめていきます。
前提として、僕はまだFBAを利用したことがありません。なので、今後実体験に基づいて記事をアップデートしていく可能性があります。
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もくじ
Amazon FBA(フルヒィルメント)とは?
Amazon 出品サービス
https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon.html
そもそも”フルフィルメント”の意味は、一般的にはECで商品が注文されてからエンドユーザーに商品が届くまで必要な業務全般を指します。
具体的には以下の手間のかかる作業をECの王様であるAmazonに全部放り投げることができます。
- 商品の保管
- 商品の梱包
- 商品の発送
- カスタマーサービス(クレーム対応)
列挙すると分かりますが、ほぼ自分でやることなくなるんじゃないかレベルで商品販売に関する業務をAmazonに委託することができます。
Amazon FBAを利用する流れ
Amazon FBAを利用する流れはざっくりとまとめると以下になります。
- アカウト登録…出品用アカウトを登録します。
- 商品登録…出品管理ツール「セラーセントラル」にて商品をAmazonの商品詳細ページに1つずつまたは一括で追加できます。APIもあるとのことなので、大量の品種を扱う場合は開発で効率化が可能ですね。
- 発送準備…Amazonの倉庫に送る準備をします。このあたりは中国輸入であれば代行業者を使うのが手です。
- Amazonの倉庫に発送…これも中国輸入であれば代行業者から直接Amazonに納入が可能です。
- 購入者にお届け…これはFBA利用者が意識することはなさそうです。
- カスタマーサービス…これはFBA利用者が意識することはなさそうです。
メルカリの独自輸入に慣れた人からすると梱包がなくなる分手間は少なく感じそうです。
Amazon FBAを利用する際のコスト
料金プラン
https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/fee.html?ref=as_jp_jp_nav_fba_fee
Amazon FBAでは大きく分けて以下3つのコストがかかってきます。
- 配送代行手数料
- 在庫保管手数料
- その他のオプション料金
一つずつ見ていきます。
配送代行手数料
純粋な配送だけでなく、梱包とカスタマーサービス(返品対応等)を含んだ料金です。
例えばTシャツであれば361円/個、ベビーベッドであれば957円/個、モニターであれば778円/個のコストがかかります。
Tシャツを例に、メルカリで独自梱包を考えるとらくらくメルカリ便の宅急便コンパクトで380円、梱包材で60円程度かかってくるのでそれと比較してもコスパは良さそうです。
在庫保管手数料
商品サイズ(体積あたり)と保管日数で計算されます。
11.4×22.5×35.5のおもちゃの場合、5.160円 × {(11.4×22.5×35.5) / (10×10×10)} × ( 30 [保管日数] / 30 [当月の日数] ) = 47円
のコストが月額でかかってきます。
つまりは、体積がより小さく回転数が早いものを狙うのが基本戦略になりそうです。
その他の手数料
いくつかのオプショナルなサービスがあります。
1つめは、梱包準備サービス。壊れ物や液体が入った商品に関して、Amazonが梱包したのちに倉庫に保管するとのことです。
ただこのあたりは、中国輸入であれば代行業者に頼んだほうが安くつく可能性があります。
次に、長期保管手数料。これは365日の保管をこえる商品に課せられる料金です。
そして、返送・所有権の破棄の料金。売れ残った商品を倉庫からとりだし返送するか、破棄してもらうかの料金です。1つあたり数十円〜100円かかります。
また、もろもろの計算には料金シミュレータが用意されているので、原価に対して利益をとれる目安を分かりやすく計算することが可能です。
Amazon FBAを利用するメリット
通常のオークションやBASEなどのネットショップを使った物販に比べて以下のメリットがあります。
商品の保管場所として自宅を使わなくてよい
同居してる家族にもなんやかんや言われなくて済みます。
単調な作業を委託できる
梱包や発送、クレーム対応といった単調な作業を委託できるのは大きいです。商品リサーチや商品ページの推敲など物販副業の中でもクリエイティブな部分に注力することができます。つまりは楽しさがアップします。
Amazonの看板で物販ができる
Amazonという誰でもしっているECサイト上で物販ができるのは大きいです。集客力は圧倒的。
低価格なコストでこれほどのメリットを享受できるのはすごいですね。物販を本格的な副業にしていくためにはやらない手はなさそうです。
おわりに
今回は前から気になっていたAmazon FBAについて調べてまとめてみました。
コロナの影響もありすぐには動きづらい状況ではありますが、実際にやってみたらまたそのノウハウを公開していきたいと思います。
おわり